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ENIAC 10進リングカウンター        → ENIACシュミレーター  → ENIACプログラミング


Arthur W. Burks → https://archive.computerhistory.org/resources/text/Knuth_Don_X4100/PDF_index/k-8-pdf/k-8-r5367-1-ENIAC-circuits.pdf

リングカウンター全体   https://funkygoods.com/schwarzschild/2010_11/2010_11_22.html



   
 


6SN7は、3極管が2つ入った
8ピンオクタルベースの双三極真空管

   















サイクリング・ユニット
 全ての機器(ユニット)を同期させる為に、サイクリング・ユニットがあります。
主となる中央プログラミングパルス(CPPは、すべてのユニットの動作を管理する為パルスを生成(送信)します。

加算時間と呼ばれる基本サイクルは、100kHz 20サイクル(200マイクロ秒)です。
この20サイクルは、マシン全体に送信される一連の信号を生成するために使用されます。



サイクリング・ユニットは下図の10個のパルス列を生成します。
また、1P、1′ P、2P、2′ P、4P、9P、および10P信号はすべて、各ユニットから送信される数字を生成するために使用されます。
 


① 中央プログラミングパルス 17サイクル目に1パルス  
② 10パルス 最初の10サイクルで10パルス(位相を半サイクルずれ) ACCから数値データを転送・送信する際、10進リングカウンタを一回転させて元の状態に戻す
③ 9パルス 最初の9サイクルで9パルス               減算用に、9の補数を作成し、1'パルスと連携し、10の補数を作成する
④ 1パルス 最初のサイクルで1パルス 乗算器で1〜9の任意の「数字パルス」を作成する要素
⑤ 2パルス 2サイクル目と3サイクル目に2つのパルス 乗算器で1〜9の任意の「数字パルス」を作成する要素
⑥ 2'パルス 4サイクル目と5サイクル目に2つのパルス 乗算器で1〜9の任意の「数字パルス」を作成する要素
⑦ 4パルス 6、7、8、9サイクル目 乗算器で1〜9の任意の「数字パルス」を作成する要素
⑧ 1'パルス 10サイクル目に1パルス(補数作成用)            補数作成時、9Pと連携
⑨ キャリークリアパルス 11サイクル目から17サイクル目までの長いパルス      キャリーが10桁すべてに伝播する場合(たとえば、1 + 9,999,999,999)時間がかかるのを考慮
⑩ リセットパルス 13サイクル目と19サイクル目にそれぞれ1回ずつ、計2回のパルス




 フリップ・フロップ回路    
1918年、William Eccles とFrank Jordan が、トリガー回路を発表し後にフリップ・フロップと呼ばれるようなりました。
2本の真空管のON/OFFを保持(記憶)でき、現在の1ビットメモリの基礎になっています。



V1がON、 V2がOFFの状態時において
入力 I1がnegative pulseを受けるとtriggerしてV1がOFF、 V2がONになり
出力O1からpositive pulse、 出力 O2からnegative pulseが出力される。

この状態で、再度 入力I1にnegative putseを入力しても状態は変化しないが
入力 I2にnegative pulseを入力すると V1がON, V2がOFFの状態に戻る







リングカウンター回路図
ENIACは、内部の計算(パルスの加算)は、10進数で処理し、フリップ・フロップ 回路を利用し、1桁の数値 0~9まで表示できるようになっていいます。
 ・フリップフロップを10組用意し、入力パルス加算により ネオン管で0~9を表示
 ・パルス加算で、10になったら桁上げパルスの発生と0表示にする
 ・真空管の数を減らす為、1組のフリップフロップは双極管 6SN7 を使用
 ※10桁を表示するには、このリングカクンターが10個必要


リング・カウンター 0~9の模式図



アキュームレータの数値表示        各桁の数値をネオン管で表示





※1943年の提案では10個のアキュムレータを備えた計算機が求められ、1944年8月に、アキュムレータ2台のプロトタイプが完成しました。
 その結果、計算機が実現可能であることが判明すると、弾道研究所(BRL)は20個のアキュムレータを備えた計算機を要求しました。























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