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ハイレゾで聴く松田聖子





当時、松田聖子は単なるアイドルと思っていたのですが 大瀧 詠一ファンとして「風立ちぬ」を聴き、前後のアルバムを聴くようになりました。



最初の邦楽CD: A LONG VACATION (35DH-1)






1982年 世界初のCDプレーヤー SONY CDP-101を購入した時に、初めてのCDが
 ①A LONG VACATION / 大瀧 詠一
 ②炎(あなたがここいてほしい) / ピンクフロイド
の2枚を購入




当時 LPレコードが 2,700円なのに、 CDは 3,500円
その後、少しづつ LPと同タイトルのCDを購入・・・












【 最初の邦楽CDの品番 】 CBS-SONY

35DH-1 ア・ロング・バケーション / 大瀧 詠一
35DH-2 NIAGARA TRIANGLE VOL.2 / 佐野元春、杉真理、大瀧詠一
35DH-3 パイナップル / 松田聖子
35DH-4 恋人よ / 五輪 真弓
35DH-5 あなたへの子守唄 / 山口百恵
35DH-6 アゲイン・キャンディーズ / キャンディーズ
35DH-7 オレンジ・エクスプレス / 渡辺貞夫
35DH-8 KIMIKO / 笠井紀美子
35DH-9 ニュー・ミュージック・ベスト・ヒット / 渡辺真知子、シャネルズ、 ハウンドドッグ、南佳孝、佐野元春など



※品番に関して
ニューヨーク52番街 / ビリー・ジョエル が 35DP-1 なので
たぶん
  3500円 DISC  H:邦楽   連番 → 35DH-1 ~
  3500円 DISC  P:ポップス 連番 → 35DP-1 ~







松田聖子のSACDは、 ステレオ・サウンド社から限定発売で既に完売。
数回に分けてリリースされました。

SACDは下記のアルバムを持っています。(他はBlue Spec CDで)
SACDは主にDSF(DSD64)にて聴いています。

また、ハイレゾ音源は音楽ダウンロード・音楽配信サイト Moraよりダウンロードできます。
形式は FLAC 96KHz/24bit








下記表より、CDを基準にして SACDが 4.0倍  PCM 96KHz/24bit (ダウンロード)が 3.3倍です。






Moraから良く聴く3アルバムをダウンロード購入
 ①North Wind
 ②風立ちぬ
 ③Pineapple


同じ音源ですがフォーマットが違います。
価格は
 SACD   DSD 2.8224MHz 3,780円/枚 + 送料
 ダウンロード PCM 96KHz/24bit 3,200円/枚

※SACDが販売完了になるまで、ハイレゾ・ダウンロード版は発売されなかった。



ESOTERICは、CLASSIC・JAZZ等の往年の名作をSACD化していますがマーケットは縮小。








①SACD SQUALL








01 (南太平洋) サンバの香り
02 ブルーエンジェル
03 Squall
04 トロピカル・ヒーロー
05 裸足の季節
06 ロックンロール・デイドリーム
07 クールギャング
08 青い珊瑚礁
09 九月の夕暮れ
10 潮騒







②SACD North Wind & ダウンロード PCM 96KHz/24bit








01 白い恋人
02 花時計咲いた
03 North Wind
04 冬のアルバム
05 風は秋色
06 Only My Love 07 スプーン一杯の朝
08 Eighteen
09 ウィンター・ガーデン
10 しなやかな夜












③SACD Silhouette



01 Summer Beach (オレンジの香り)
02 白い貝のブローチ
03 Sailing
04 ナイーブ (傷つきやすい午後)
05 チェリーブラッサム
06 あ・な・たの手紙
07 Je T'aime
08 夏の扉
09 花びら
10 愛の神話







④SACD 風立ちぬ & ダウンロード PCM 96KHz/24bit








01 冬の妖精
02 ガラスの入江
03 一千一秒物語
04 いちご畑でつかまえて
05 風立ちぬ
06 流星ナイト
07 黄昏はオレンジ・ライム
08 白いパラソル
09 雨のリゾート
10 December Morning







⑤SACD Pineapple & ダウンロード PCM 96KHz/24bit








01 P・R・E・S・E・N・T
02 パイナップル・アイランド
03 ひまわりの丘
04 Love Song
05 渚のバルコニー
06 ピンクのスクーター
07 レモネードの夏
08 赤いスイートピー
09 水色の朝
10 Sunset Beach







⑥SACD Candy



01 星空のドライブ
02 四月のラブレター
03 未来の花嫁
04 モッキンバード
05 ブルージュの鐘
06 Rock 'N' Roll Good-Bye
07 電話でデート
08 野ばらのエチュード
09 黄色いカーディガン
10 真冬の恋人たち







⑦SACD ユートピア








01 ピーチ・シャーベット
02 マイアミ午前5時
03 セイシェルの夕陽
04 小さなラブソング
05 天国のキッス
06 ハートをRock
07 Bye-Bye Playboy
08 赤い靴のバレリーナ
09 秘密の花園
10 メディテーション







⑧SACD SUPREME



01 螢の草原
02 上海倶楽部
03 ローラー・スケートをはいた猫
04 チェルシー・ホテルのコーヒー・ハウス
05 時間旅行
06 白い夜
07 マリオネットの涙
08 雨のコニー・アイランド
09 ローゼ・ワインより甘く
10 瑠璃色の地球







■■ ステレオサウンド SACD ■■

SSMS001 松田聖子 SQUALL    1980年発売 / ファーストアルバム
SSMS002 松田聖子 風立ちぬ    1981年発売 / 4thアルバム
SSMS003 松田聖子 PINEAPPLE  1982年発売 / 5thアルバム
SSMS004 松田聖子 CANDY     1983年発売 / 6thアルバム
SSMS005 松田聖子 ユートピア   1983年発売 / 7thアルバム
SSMS006 松田聖子 SUPREME   1986年発売 / 13thアルバム
SSMS007 松田聖子 North Wind
SSMS008 松田聖子 Silhouette
SSMS009 松田聖子 Canary
SSMS010 松田聖子 Tinker Bell
SSMS011 松田聖子 Windy Shadow
SSMS012 松田聖子 The 9th Wave
SSMS015 松田聖子 金色のリボン
SSMS016 松田聖子 スノーガーデン
SSMS017 松田聖子 Touch Me, Seiko







大滝詠一 風立ちぬ


































『ロンバケ』の歴代リマスター

「とにかくアナログ2,700円の時代に3,500円のCD。しかもCDの最初期だから、リスナーはCDプレーヤーも購入しないとならないわけです。
だからだーれも買いませんでしたね(爆笑)。ホントですよ。
最初の3年間、CDの印税はゼロですもん」

「CDのスタート時は大体20タイトルくらいでしたからね。そのためにプレーヤーを買う人なんてほとんど居ないですよ。
まあとにかく、それで品番35DH-1が『ロンバケ』で、35DH-2が『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』」だったわけですが、肝心の音がですね、“なんでこんなに音が悪いんだ?”という(笑)。
こうして僕のデジタル探求の旅も始まってしまうんですよ」

「もっと入れられるんじゃないの?とエンジニアに言うと、“できないことは無いけど再生装置によってはスピーカーが飛びますよ。だから-20dBで止めてるんですよ”と。
“じゃあ良い再生装置で聴いたらどうなの?”って返すと“それなら大丈夫だと思いますけど”って言うんです。“じゃあ入れてよ”ってことで作ったのが、品番35DH-1の2ndプレスってやつですね。
つまり、『ロンバケ』は世界初のCDリマスタリングが行われたタイトルになってしまったんですよ(笑)」

「周りから指摘されるんですよ。“ひずんでるよ”って。みーんな言うの。
それで当時やってくれたエンジニアさんに“ひずんでるって言われたよ”って言うと、“そりゃあ ひずむでしょう”って(笑)。
“0dBまで入れろって言うからやったんですよ”って。
“でもひずんだら仕方がないから、うまいとこでなんとかしてよ”ってことでもう一度リマスタリングしたのが、やはり品番は同じ35DH-1なのだけど3rdプレスってやつ。
今度は-16dB辺りまで入れたと思います。数字はピーク・メーターの振れからの推測ですけどね」

「その次が1989年発売のリマスター盤ですね。まだ世間的には“リマスタリング”なんて言葉も無かったころですが、申し上げたように実は我々にしてみればこの時点で4回目のマスタリングだったんです。
で、このときはアナログ・マスターからPCM-1630のU-Maticに落としました。
そしてその際、“アナログ・マスターが危険な状態にある”という話を聞かされたんです。
1980年から83年までの3Mのテープは全体的に不具合があるという通達が来たのですよ。磁性体がボロボロ落ちて音が出なくなると。
普通アナログは経年変化で最後はダメになるのだけど、この時期のテープはそれより早くダメになるという。それで“もう1回、何とかお願い!”ってU-Maticに入れたのがアナログを回した最後でした」

         「大瀧 詠一『A LONG VACATION』30周年リマスター盤を語る vol.1」Sound & Recording Magazine2011年4月号)



















































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