ハイレゾで聴く KING CRIMSON　CRIMSON Systems

　ハイレゾで聴く KING CRIMSON

同じアルバムなのに、音質向上の謳い文句に騙されいくつも購入しています。

レコードから始まり → 　CD, HQCD, SHM-CD, UHQCD, リマスター・・・

IN THE COURT OF THE CRIMSON KING

1969年頃

1970年頃

ALBUM DESIGN: Barry Godber（当時　コンピュータプログラマー）

Chelsea College of Arts：チェルシー・アート・スクール
バリーは1970年2月に24歳の若さで亡くなりました。

Pete Sinfieldの勤めていた「English Electric Computers」にBarry Godberが入り、
同じコンピューター・オペレーター/プログラマーになった。

コンピューター・オペレーターは、紙テープ・パンチカード・磁気テープの入出力作業が主で、シフト制で働いていた。
その為、自由な時間が豊富にあった。

ある時上司にスーツを着て髪を切るように言われうんざり。
Pete Sinfieldは、ソングライターになるため会社を辞めた。
そして、Barry Godberを誘う。

Still / pete sinfield

English Electric Computers　→　ICL

ICL 2966 mainframe

紹介するのは（　もう10年前のものですが　）
40周年記念エディション　2009リマスターHQCD　＋ DVDオーディオ　（２枚組の媒体）
発売 2009年12月30日 / JPN

いくつも持っているのに、さらにこれを購入した理由は
「DVDオーディオ付き」でした。
DVDには、2CHの PCM 96kHz/24bitの音源が有ります。
アルバム6枚を購入しました。

DVDオーディオは、ＰＣで開けるので WAVを保管して有ります。
複数の音源が入っていますが、主に2CH MLP音源を聴いています。

2496: 24bit 96KHz

MLP: Meridian Lossless Packing

※DGM Liveから、ライブ音源がダウンロード可

DVDオーディオのファイル名は、下記のようになっています。

IN THE WAKE OF POSEIDON_2496MLP

AUDIO_TS [66049].wav 29,768,020
AUDIO_TS [66050].wav 277,140,820
AUDIO_TS [66051].wav 160,001,620
AUDIO_TS [66052].wav 291,172,180
AUDIO_TS [66053].wav 43,396,180
AUDIO_TS [66054].wav 168,284,500
AUDIO_TS [66055].wav 131,382,100
AUDIO_TS [66056].wav 137,380,180
AUDIO_TS [66057].wav 130,652,500
AUDIO_TS [66058].wav 65,057,622

IN THE WAKE OF POSEIDON_2496org

AUDIO_TS [66305].wav 29,768,020
AUDIO_TS [66306].wav 277,140,820
AUDIO_TS [66307].wav 159,886,420
AUDIO_TS [66308].wav 274,103,380
AUDIO_TS [66309].wav 43,841,620
AUDIO_TS [66310].wav 168,918,100
AUDIO_TS [66311].wav 133,325,140
AUDIO_TS [66312].wav 137,683,540
AUDIO_TS [66313].wav 130,287,700
AUDIO_TS [66314].wav 70,345,302

再生ツールで表示すると、全て　L-R 24/96000 になるので
エディタでタイトルを修正する必要が有ります。

40周年記念エディション　2009リマスター

①The Court Of The Crimson: クリムゾンキングの宮殿

②IN THE WAKE OF POSEIDON: ポセイドンのめざめ

③LIZARD: リザード

④Larks' Tongues in Aspic: 太陽と戦慄

⑤Starless and Bible Black: 暗黒の世界

⑥Discipline: ディシプリン

※Islandsは、「かもめの歌」1曲だけ欲しいので、割愛。

EPITAPH / KING CRIMSON

In The Wake Of Poseidon / KING CRIMSON

1969年7月5日ローリングストーンズのハイドパークでの野外コンサート
( Brian Jones追悼コンサート )
野外コンサートには、50万人が参加したと推定されている。
キングクリムゾンは前座　しかしパフォーマンスは成功！

LIVE IN HYDE PARK　July 5, 1969
1. 21st Century Schizoid Man 　
2. In The Court Of Crimson King　
3. Get Thy Bearings　
4. Epitaph
5. Mantra
6. Travel Weary Capricorn 　
7. Mars

フリップが当時の様子を語っています。

Toyah & Roberts Agony Aunts - Season 2 Episode 15

9:35 ～　視聴者からの質問
「ローリング・ストーンズとの面白い話や出会いなどありますか？」で
1969年7月5日のコンサートのエピソードを話しています。

フリップ:
このコンサートは、大変大きなショーだったんだ。

ストーンズがステージの脇に降りてきた時
ビル・ワイマンが微笑み、笑っていたんだ。
あのストーンズが・・・　だよ。
今迄コンサートでは、ストーンズの笑い顔を見たことが無かった。
幾つかの箱があって、中にはモンシロチョウが入っていたんだ。
そしてモンシロチョウを放ちブライアン・ジョーンズを追悼したんだ。

キングクリムゾンの演奏中に
舞台裏にあるブライアンの巨大な切り抜きが
グレッグ・レイクの頭上に倒れたんだ・・・

トーヤ：可哀そうに

11:05 ～　トーヤのローリング・ストーンズとのエピソードを話します。

11:55～　エルトン・ジョンのオーディションに関して

『クリムゾン・キングの宮殿』後、主要メンバーが脱退してしまいバンドは空中分解
アイランドはデビューアルバムへの迅速なフォローアップのためにフリップとシンフィールドに圧力を・・・
またアイランドは、エルトン・ジョンをボーカリストとしてあてがう予定だったがフリップは拒否
フリップは苦労してメンバーを集め、『ポセイドンのめざめ』を完成

トーヤ：
エルトン・ジョンとジョイントの可能性あるの?　→　NO!

フリップ:
キングクリムゾンはヘビーであり、受け入れられない。

トーヤ：　まぁ・・・

...................................................................................

フリップがジミ・ヘンドリックスと会った時のエピソード

ハイレゾ(High resolution)とは、従来のCDを超える情報量を持つ高音質音源を指します。

従来のレコード・カセットテープはアナログ再生の為
音の情報量を削減していません。
その為　再生側（アンプ・スピーカー）はいかに音を忠実に再生するかに専念すれば良いのです。

現在も、レコードでのアナログ再生派がいますので（マーケットが有る）
従来のレコードより重いレコードが発売され人気があります。

ソニーとフィリップスが共同開発した CDの規格・仕様設計で、音源情報を保存するにあたり
人間の耳で聞こえない高い周波数をカットしました。
理由はいくつか有りますが、当時の保管媒体の容量制限、再生時の機器能力等です。

ところが時代と共に技術が進歩し、CDの規格が陳腐化しました。
メーカーは CDの規格と共存できるよう苦戦してきました。( HQCD, SHM-CD, Blu-spec CD, UHQCD等 )
SACDは、より良い音楽を聴きたい要望で開発されましたが、再生機器が高価なのが難点です。

CD,SACDのような入れ物を必要とせず、音源を単なるデータとして扱うことで
ポータビリ性が良くなりました。（PC,iPod,音源ダウンロード等）
（反面デジタル化により、物を所有するという側面が無くなったのが残念）

つまり
・送り手は、音源データ（幾つかの規格）で提供する。
・聴く側は、良質な再生機器(DAC)が有れば良いということです。

DAC: デジタル音をアナログ音に変換する機器

例えば
①音源提供サイトから、好きな曲をダウンロードする。 ...　WAV,DSD,FLAC等

②形式にあった音楽ソースを再生可能機器で音楽を聴く　...　オーディオ機器,PC,iPhone等

　https://www.crimson-systems.com