https://www.crimson-systems.com YouTube
   
PC-8801エミュレータ




【 M88エミュレータの概要 】

@ エミュレーターでは、PC-8801実機のBIOSが必要です。

 これは、PC-8801から BIOSをフロッピーで取出します。
 N88.ROM、FONT.ROM、KANJI1.ROM、KANJI2.ROM

 ※BIOS: Basic Input Output System




A M88エミュレータのHPから、エミュレータソフトをダウンロードします。

  URL → http://www.retropc.net/cisc/m88/

  エミュレータ本体: M88.EXE 等




B M88エミュレーターを起動すれば、N88BASICが稼働します。

 自分でゲームのプログラムを作成すれば、すぐ遊べます。




C 市販のゲームから変換 / フリーソフトゲームの利用

   C-1. PC-8801のフロッピーを入手し、M88エミュレータ用ファイルに変換します。

    FDを読込みイメージ化した後、D88形式に変換


   C-2.フリーソフトゲームソフト(D88形式)のダウンロード。

     URL → http://onitama.tv/pc88page/
     URL → https://archive.org/details/pc8801-soft-1840
     アリスソフト (配布フリー宣言)など







ALICE SOFT ARCHIVES: retropc.net/alice/







【 M88エミュレーターの動作方法 】


@ M88エミュレータを起動します。





A Disk → drive1 をクリック

( FDを2枚使用する場合は、Disk → drive2 )





B D88ファイルの選択(スーパーマリオ)





C CONTROL → Reset をクリック





SUPER MARIO BROS. 初画面









※Windows XP 〜 動作可









いくつかのゲーム画面


パックマン













リトル バンパイヤ












【 当時のPC-8801 環境 】


メインフレームでシステムを開発していたので
PC-8001のマイコンが発売された頃は、「おもちゃ」と思っていました。

※ラインプリンターにグラフ、アスキーアートの印刷で遊べました。
※COBOL、FORTRAN、アセンブラでちょっとしたゲームが可。
 COBOLで遅い部分・三角関数はアセンブラ/FORTRANとLINKします。




しかし、マイコンも流行し興味が有ったので、高価でしたが PC-8801を購入しました。
PC-8001 → PC-8801 が発売され、ビジネス分野でも有用になっていました。

※1981年(昭和56年)に日本電気から発売。 ( PC-8801, PC-6001)



※当時のマイコン・プログラム関連雑誌は「I/O」、「マイコンBASIC」など。




■ NEC PC-8801 8ビットパソコン 228,000円
N88-BASICでプログラムして遊べます。












BASICでプログラムを作成するのですが、
やはりプログラムの保管および、プリンタが必要と実感し
カセット・テープR/W装置とドットプリンターを購入しました。


■ データレコーダー NEC PC-6082(DR-320) 19,800円

プログラムを カセットテープに保管・読込みできます。





■ エプソン MP-80 ( 9x9 ドットインパクト プリンター ) 129,000円

汎用機のストックフォーム用紙が 15 x 11インチに対し
サイズの小さい 10 x 11インチ用です。

主にソースリスト・処理結果の印刷













その後どうしても5インチFDD装置が欲しくなりこれも購入。
マイコン本体と合わせて50万円近くもかかってしまいました。




■ エプソン TF-20  142,000円

フロッピーディスクドライブ(5.25インチ、2D 2ドライブ)









5インチ 2Dフロッピー








..........................................................................................................................................................................................



また、300ボーの音響カプラを使用し、日本マイコンクラブのホストと通信することもできました。
しかし通信速度が300ボーでは時間がかかり、プログラムのダウンロードも大変でした。
(福井から東京迄の電話料が高く、思うようにできない)

その後、BBS全盛時代へ ・・・



■ 音響カプラ EPSON CP-20





BBS大手の NIFTY-Serve











■ 当時の国産パソコン一覧 ■

・富士通    FM-8
・NEC     PC-6001
        PC-8001
        PC-8801
・シャープ   MZ-1200
        MZ-2000
・東芝     PASOPIA
・沖電気    if800
・キャノン   CX-I
・エプソン   ハンドヘルド HC-20
・カシオ    FP-1000
・三菱電機   MULTI16
・日立     ベーシクマスタJr MB-6885





■ N88BASICシステムディスク ■

NEC PC-8801FH システムディスクとケース








URL → http://crimson-systems.com/media/fd5/sft05.htm







昭和44年4月から NHK教育テレビで、コンピュータ講座が始まりました。
当初は、汎用機のFORTRAN、COBOLでしたが
マイコンが流行したので、趣味講座として「マイコン入門」が放送されました。

※NHK技能講座というシリーズで 「テレビジョン技術」、「オーディオ入門」が有りました。



【 NHK 趣味講座 マイコン入門 】

NHK 趣味講座 マイコン入門 (前期)

昭和57年4月〜9月 毎週水曜日 午後 7:30〜8:00





1 マイコンとの対面
2 文章のイージーオーダー
3 買い物の勘定
4 つるかめ算
5 自動販売機の算術
6 気になる平均点
7 郵便料金はいくら
8 積み上げたカン詰め
9 棒グラフを作る
10 放物線を描く
11 小遣いの倍々ゲーム
12 C007番地はどこ
13 BASICのまとめ(1)
14 1万回のサイの目
15 乱数の美
16 黄道十二宮
17 宵の明星・明けの明星
18 モールス符号を送れ
19 キー操作早わかり
20 算数に強くなろう
21 数当てゲーム
22 板並べパズル
23 電子で絵をかく
24 迷路からの脱出
25 情報の出し入れ
26 BASICのまとめ(2)



番組ではソースプログラムを音声で配信しました。
TVのイヤフォン端子からカセットに録音し、プログラムをロードします。





NHK 趣味講座 マイコン入門 (後期)

昭和57年10月〜3月 毎週水曜日 午後 7:30〜8:0





1 マイコンを楽しもう
2 図案を楽しむ
3 対話のすすめ
4 模様の色ずけ
5 なぞなぞ遊び
6 同じ型を見つける 7 答え合わせ
8 バスの乗客
9 忘れ物のパレート図
10 比率でくらべる
11 移り変わりのグラフ
12 ばらつきの表示
13 おしどり遊び (マイコンによるカラー画面)
14 プログラムの仕組み
15 動きをつける
16 ランダムに進む 17 メニューで選ぶ
18 ゲームの記録
19 暗号文を作ろう
20 繰り返しの模様
21 ブロック遊び
22 順番に並べる
23 重さをそろえる
24 はかりをつなぐ
25 電子でおしゃべり
26 プログラム作りを楽しもう





NHK 趣味講座 たのしいマイコン

放送 昭和58年4月〜9月 毎週水曜日 午後 7:30〜8:00
毎週日曜日 午後 5:30〜6:00 (再放送)







NHK 趣味講座 マイコン通信入門

放送 昭和61年4月〜6月 毎週水曜日 午後 7:30〜8:00
毎週土曜日 午後 6:30〜7:00 (再放送)





NHKコンピュータ講座テキスト → http://crimson-systems.com/win/book0.htm





 https://www.crimson-systems.com